バイデンが記者会見を開かないことにいよいよ不満と不安が拡大

 バイデンが記者会見を開かないことにいよいよ不満と不安が拡大

マケナニー報道官「50日もなぜ開かないの?国民は透明性を求めている」



Total News World

 2021/3/12


1 マケナニー元報道官のツイート

2 うっかり発言」防止のためかバイデン氏は単独会見ゼロで雲隠れ。

移民問題に苛立つ国民

3 サークルバック・サキ報道官はパンデミックで忙しいからと言い訳

4 CNNはバイデン発言をファクトチェック

5 バイデンは、かろうじてプロンプターを読めるレベル

6 ホワイトハウスは、ジョー・バイデンが「それが私の仕事ならば、質問にも応じます」と言ったとたん、カットする

 

マケナニー元報道官のツイート

バイデンの50日。

記者会見はありません。


なぜ?アメリカ国民は透明性を求めているのです

 

うっかり発言」防止のためかバイデン氏は単独会見ゼロで雲隠れ。


移民問題に苛立つ国民

3/11(木)


48日間、公式会見なしの大統領

一方でこの2ヵ月間のバイデン大統領の実績や存在感、主導性について、疑問を投げかける主要メディアもある。


FOXニュースは3月9日、「Biden has gone 48 days as president without formal news conference」(バイデン大統領は就任から48日間、公式記者会見なし)と報じた。

American Presidency Projectのデータを基にしたCNNの分析によると、過去100年にわたって前大統領15人は全員、就任後33日以内に単独記者会見を開いてきた。

ニューヨークポスト紙は「48日間というこれまでの大統領で最長期間、単独会見なし」と指摘。今後の会見の予定もないという。

バイデン氏は訪問先で記者団の質問に答えることはあるが、カメラとマイクを切るなどして厳重に報道規制をしている様子が窺える。

先日は視察先で、カメラとマイクの遮断を条件に記者団の質問に答えた。

しかしここ数週間で再び悪化している移民問題について聞かれても、大統領からの返答はなかったと報道された。

 

サークルバック・サキ報道官はパンデミックで忙しいからと言い訳

単独会見がこれだけ長く開かれない理由について、ホワイトハウスのジェン・サキ(Jen Psaki)報道官は「バイデン大統領は、COVID-19のパンデミックに関連する歴史的な危機で多忙を極めているから」とした。

しかしパンデミック対応は今に始まったことではない。

トランプ前大統領は会見を頻繁に(パンデミック後の昨春以降は毎日)開いており、そのたびにメディアに扱き下ろされていた。


バイデン大統領は選挙活動中から、数々の言い間違い、勘違い、物忘れ、さらに口だけで行動や実績が伴っていないことや発言内容が日によって違うことなどが指摘されている。

バイデン氏が「演説」をする際、台本が書かれたスピーチプロンプターが欠かせないとされている。

もちろん演説や記者発表では政治家がよく使うものだが、バイデン氏は台本があってもたまに読み間違える。

「演説」はしても「単独会見」を開かないのは、カメラが回っている生放送の場で、記者の辛辣な質問に対応できないからでは、と囁かれ始めた。

 

CNNはバイデン発言をファクトチェック

バイデン政権が発足して1ヵ月間の評価をしたのはCNNだ。

「バイデン大統領が就任して最初の1ヵ月間の発言はトランプ氏のそれと比べて一貫して事実に基づいているが、それでもアドリブの際にいくつか不正確なコメントをした」と指摘した。


記事では、1月20日から2月19日までのバイデン氏による疑わしきコメント40件を、大統領発言を追跡するウェブサイト、Factbaseのデータに基づき調査をし、具体的に発言と事実の相違を指摘している。


バイデン氏が就任した最初の1ヵ月間の公での発言量は、トランプ氏のそれより約34%少ないが、少ない発言の中でも、そして単独の記者会見を行なっていない状態でも、バイデン氏は「事実に基づいていない発言」をしている。

そして発言がなければ、大統領として指摘される問題も少なくなるのは当然だ。


これらもホワイトハウスがバイデン大統領の単独記者会見を開かない(開かせない)理由の1つだろうか。


バイデン政権はさまざまな問題や不安を抱えているが、まだ始りに過ぎない。

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