【注意喚起】体調が悪いとき、熱いお風呂は本当に危険です!
こんにちは。今日はちょっと真面目なお話をさせてください。
風邪をひいたとき、体がだるいとき、「汗をかけばスッキリするかも」と思って熱いお風呂に入りたくなること、ありますよね。私も以前はそうでした。でも、実はこれって命に関わるくらい危険な行為なんです。
この記事では、体調が悪いときに熱いお風呂に入ると何が起こるのか、具体的なシチュエーションとそのリスクについてまとめました。ぜひ一度、目を通してみてください。
なぜ体調が悪いときに熱いお風呂が危険なのか?
お風呂は本来、体を癒すもの。ですが、体調が崩れているときには、その“癒し”が逆効果になることがあります。
熱いお湯に入ると、血管が広がり、血圧が下がります。体が元気なときなら問題ないのですが、体調が悪いときはこの血圧の変化に耐えられず、脳に血が回らなくなって意識を失ってしまうことがあるのです。
こんなとき、お風呂は避けて!
🔻1. 発熱・風邪のとき
「汗をかけば熱が下がる」と思いがちですが、逆効果。すでに高体温のところに熱いお湯が加わると、体温がさらに上昇し、熱中症のような状態に。最悪の場合、意識を失い、浴槽での溺水事故に繋がることも。
🔻2. 胃腸炎や下痢・嘔吐で脱水状態のとき
体内の水分が失われているときにお風呂に入ると、さらに汗をかいて脱水が悪化。血圧が急低下して、立ちくらみや失神を引き起こします。
🔻3. 空腹・食事抜きのとき
食事をしていないときは、血糖値が低くなっています。そこにお風呂での血圧変化が加わると、低血糖性の失神を起こすリスクがあります。特に長風呂は要注意。
🔻4. 倦怠感・体力が落ちているとき
インフルエンザやコロナなどで体が極端にだるいときは、心臓や自律神経の働きが低下している状態。熱いお風呂に入ることでさらに負担がかかり、心臓に異常が起きることもあります。
🔻5. 立ちくらみがある、起立性低血圧の人
湯船から立ち上がった瞬間に意識が遠のく「浴室失神」は、このタイプの人に多いです。脳への血流が一気に減少し、倒れてしまう危険性が。
🔻6. 飲酒後の入浴
アルコールで判断力が鈍っている状態で熱い湯に入ると、血圧が乱れて意識を失うリスクが急上昇。飲酒+入浴は特に危険な組み合わせです。
安全な入浴のためにできること
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✅ 体調が悪い日は無理して入浴しない
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✅ どうしても入りたいときはぬるめのシャワー(38~40℃)だけにする
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✅ 浴室で長時間過ごさない(5分以内に済ませる)
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✅ 必ず水分補給をしてから入る
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✅ できれば誰かが家にいるときに入る(万が一のため)
まとめ:お風呂は「元気なときにこそ」楽しもう
お風呂って、気分転換にもなるし、リラックスできる最高の時間。でも体調が悪いときは、それが大きなリスクに変わることを、ぜひ知っておいてください。
意識を失う事故は、本人はもちろん、家族やまわりの人にも大きなショックを与えます。無理せず、休息を優先することが、回復のいちばんの近道です。
健康あっての生活。どうぞ皆さん、ご自愛くださいね。
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