中国、核兵器搭載可能な「極超音速」ミサイル発射
音瀬 愛です。
中国が昨年8月に、核兵器の搭載が可能な「極超音速」ミサイル実験をひそかにおこなっていたことが分かりました。
このミサイルは、音速の5倍の速さだという極超音速兵器は、従来のミサイル防衛システムでは迎撃が不可能で、戦争の様相を変えることができます。
どうやら、宇宙空間から目標に向かって落下して来るミサイルで、地球の周りを回って落下してくるために、迎撃する方法がないミサイルです。
もちろん、世界のどの国も標的にできるわけで。中国の反対側にあるアメリカにさえ標的にすることが可能です。
現在でも、中距離ミサイルが、日本を射程圏内に治めていて、
そのミサイル防衛能力は、現在、日本にはないということです。
もちろん、ロシアもそのミサイルを開発していて、そのミサイルも日本には迎撃する能力はないそうです。
そればかりか、北朝鮮も、そのミサイルを開発中であるとの報道もあります。
日本は、ミサイルで狙われているのですが、なんの備えもできていない状態で、
いまだに、防衛費GDPの1%未満という状態です。
高市政調会長が、総裁選のときに、国防に力を入れなければ行けないというのも、このような世界の事情をわかっていれば当然の話しなのですが。
自民党でこの状態を理解している政治家も、この話はタブー視していて、なかなか表に出てこなかったのですが、高市政調会長の発言によって、国民の耳に入るようになりました。
高市政調会長は左翼勢力から、極右と言われていますが、
国防を考えることが、果たして極右なのでしょうか?。
もうすでに、世界は、危険な状態になっていることを理解しなければいけません。
そして、今回の、選挙です。
立憲民主党と共産党が選挙協力をすることで、政権奪取のきっかけをつかもうとしています。
もう皆さんは、おわかりでしょうが、共産党は安保破棄、皇室を破棄、自衛隊破棄をうたっている政党であって、最近の立憲民主党の動きは、共産党にかなり近づいていると言う状態です。
今回の選挙で、立憲民主党と共産党との選挙協力が成功してしまうと、
いずれ、立憲民主党と共産党の政権ができかねない状態になるわけで。
今、世界の温暖化をなんとかしなければって、世界では動いていますが、
中国の軍事力強化を まず、止めなければ、世界が温暖化になる前に、世界が共産主義化してしまうことも考えられます。果たして、日本の取るべき優先順位は、いったいなんだろうかと
国民一人ひとりがしっかりと考えて、今回の選挙に望まなければいけないかもしれません。
話は、長くなりましたけど、
では、今日、配信された、中国の核兵器の搭載が可能な「極超音速」ミサイル実験の記事を読みます。
10/18(月) 8:31配信
朝鮮日報
中国が昨年8月、核兵器の搭載が可能な「極超音速」ミサイル実験をひそかに行っていたことが分かった。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日(現地時間)、情報源の話を引用して報道した。
音速の5倍の速さだという極超音速兵器は、従来のミサイル防衛(MD)システムでは迎撃が不可能で、
戦争の様相を変えることができる
「ゲームチェンジャー(Game Changer)」と評されていれる。
中国の今回のミサイル実験後の先月と今月初め、
米国とロシアが相次いで極超音速ミサイルの実験発射に成功したことを公表した。
最先端の戦略兵器開発をめぐり、3カ国の競争が激しさを増していくものと見られる。
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FTによると、中国軍は今年8月、目標物に向かって低軌道で飛行する極超音速滑空飛行体(HGV=Hypersonic Glide Vehicle)を搭載したミサイルを発射したとのことだ。
国営中国航天空気動力技術研究院(CAAA)が開発したという。
発射されたHGVは目標物から約38キロメートル(24マイル)外れたが、
ミサイル技術が以前よりもはるかに進み、米情報当局が驚いたほどだとのことだ。
FTは「今回の実験は、米国がこれまで中国の『軍事現代化』をなぜ過小評価してきたのか、
という疑問を抱かせるほどだ。
ある(米当局)関係者は『なぜ中国がこのような実験に成功できたのか、と驚いた』と語った」と報じた。
中国はこれまで、普通HGVを軌道に載せるために使用される長征ロケットを発射した際は外部に発表してきたが、今回のミサイル発射は公表していない。
中国の核兵器政策専門家のテイラー・フラベル・マサチューセッツ工科大学(MIT)教授はFTの取材に「核弾頭で武装した極超音速ミサイルが完成したら、米国のMDシステムの無力化が可能になる」と語った。
米国防総省は、中国の今回のミサイル発射についてコメントしていない。
ただし、同省のジョン・カービー報道官は「我々は、域内の緊張を高めさせる中国の軍事力に対し、
懸念を表明してきた。これは(米国が)中国を第1の挑戦課題として挙げる理由の一つだ」と述べた。
米中露などは天文学的な額の予算を投入し、極超音速兵器の開発と実験競争を繰り広げている。
米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は先月27日、
「外気吸入型極超音速巡航ミサイル(HAWC)」発射実験を完了したと発表した。このミサイルは、空軍の戦闘機に搭載して使用する武器だという。
今月4日には、ロシア軍の原子力潜水艦が初の極超音速巡航ミサイル「ジルコン(Zircon)」の発射実験に成功した、
とロシア国防省が発表した。
ジルコンはマッハ8(音速の8倍)以上の速度で飛び、射程距離は1000キロメートルに達する。ロシア軍は来年、潜水艦から発射される極超音速ミサイルを実戦配備する計画だ。
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