日本「30年ぶりに海洋ガス田発見」試掘調査を推進=韓国報道
1/18(火) 21:34配信
WoWkorea
日本のエネルギー開発大手のINPEXが、日本海で石油及び天然ガスの開発に乗り出す。日本が海洋ガス田を探査・開発するのは約30年ぶりだ。
18日、日本経済新聞は、日本の石油・天然ガス開発企業であるINPEXが島根・山口県沖で、海洋ガス田試掘調査を今年3月から始める予定だと報道した。
この企業は、2010年代初めから施行した調査の結果、この地域に石油及び天然ガスが埋蔵されている可能性があると判断し、試掘調査をすることになったと説明した。
試掘場所は、山口県から北に約150km、島根県から北西に約130km離れた地点であり、日本側の排他的経済水域(EEZ)境界線の内側に該当するというのが会社側の立場だ。
INPEX側が公開した地図上では、韓国キョンサンブクド(慶尚北道)キョンジュ(慶州)市海岸から、東に約150キロ離れた地点と推定される。
今回のガス田開発は、日本で数十年ぶりの試みだ。新潟県沖の岩船沖油ガス田で1990年に生産を開始してから30年余りで、陸上開発まで合わせても20年ぶりだと日経新聞は伝えた。
日本で現在生産中の海洋ガス田は、新潟県岩船沖が唯一だ。
陸上では千葉、新潟など一部で生産されているが、天然ガスはほぼ全量を輸入に依存している。
2019年基準、日本の年間天然ガス輸入量は7650万トンで、自国内生産量は173万トン、自給率は2.2%水準にとどまる。
日本政府は今回の海域天然ガス開発が成功すれば、年間90万トン以上を生産し、自給率を3.4%まで高めることができると期待している。
ただし、今回の開発推進について、環境団体などを中心に批判の声が出ている。
日経新聞は「非政府機関(NGO)環境団体などは開発を中断すべきだと主張している」とし「金融市場で日本の脱炭素政策が不十分だという認識が広がれば、企業の資金調達などに不利になる可能性がある」と付け加えた。
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