夏の参院選めぐり選挙協力で自公ギクシャク 18歳以下への10万円給付などで両党の思惑のズレ表面化
2022.1/18 11:00
夕刊フジ
夏の参院選をめぐり、自民党と公明党の選挙協力がギクシャクしている。現在の自民党執行部は公明党とのパイプが太くなく、18歳以下への10万円相当の給付などでも、両党の思惑のズレが表面化している。
「残念だ」「公明党としての取り組みに踏み切らざるを得ない」
公明党の山口那津男代表は17日、参院選で同党候補が出馬する改選複数区について、公明単独で選挙準備を進める考えを、こう表明した。
自民党との相互推薦の調整が難航しているのを踏まえた発言で、「連立政権を担う責任を共有し、選挙で望ましい結果が得られるよう今後も対応したい」とも語った。
一方、自民党の茂木敏充幹事長は記者会見で、昨年10月に衆院選があったため「準備が若干ずれ込んでいる」「これまでの積み重ねもあり、調整を加速している」と強調した。
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