名護市長選で大敗、オール沖縄苦境 「基地は生活の問題なのに」
2022年1月24日 20時53分
朝日デジタル
23日投開票された沖縄県名護市の市長選は、岸田文雄政権が推した現職の渡具知(とぐち)武豊氏(60)=自民、公明推薦=が、玉城デニー知事が支援した前市議で新顔の岸本洋平氏(49)=立憲民主、共産、れいわ、社民、沖縄社会大衆推薦=に5千票差をつけて再選を果たした。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の阻止をめざす玉城知事ら「オール沖縄」勢力は、秋の知事選に向けて戦略の見直しを迫られる。
「理想に目をつぶった」「基地への意識薄れ」 一夜明け、名護市民は
投票率は68・32%(前回76・92%)で、過去最低だった2006年の74・98%をさらに下回った。
一夜明けた24日朝、渡具知氏は、名護市の事務所で報道陣に「市民生活の向上、地域の発展に取り組んでいきたい」と語った。
移設については従来通り「国と県の推移を見守る」と述べ、是非には踏み込まなかった。
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