韓半島周辺に集まった米空母…北朝鮮に警告か

 韓半島周辺に集まった米空母…北朝鮮に警告か

1/24(月) 8:04配信

中央日報


米空母が北東アジアに集まっていることが確認された。原子力空母3隻と軽空母に分類される強襲揚陸艦2隻が韓半島(朝鮮半島)からそれほど遠くないところにある。


米軍事専門メディアの米海軍研究所(USNI)ニュースによると、18日(以下、現地時間)現在、西部太平洋に3個空母打撃群(CSG)、1個遠征打撃群(ESG)、1個両用即応群(ARG)が配置されている。


空母打撃群は空母と飛行団、護衛艦・潜水艦で、空母打撃群は強襲揚陸艦と護衛艦・潜水艦・海上哨戒機、連帯規模の海兵遠征隊(MEU)で構成され、両用即応群は空母打撃群から護衛艦・潜水艦・海上哨戒機が抜けた編成だ。


当時、海外で作戦中の米海軍の原子力空母は計4隻だった。

このうち地中海で中東関連の任務を担当する「ハリー・トルーマン」(CVN75)を除いた残り3隻がインド・太平洋で集結したということだ。


まず横須賀に前進配備された「ロナルド・レーガン」(CVN76)は現在整備中だ。

「カール・ビンソン」(CVN70)はインド洋で作戦を終えた後、フィリピン海で確認された。

「カール・ビンソン」が率いる空母打撃群から遠くないところにアメリカ遠征打撃群とエセックス両用即応群が布陣している。


これら空母打撃群と両用即応群の旗艦の「アメリカ」(LHA6、4万5000トン)と「エセックス」(LHD 2、4万1000トン)は他国の軽空母より大きい。


10日に母港サンディエゴを出港した「エイブラハム・リンカーン」(CVN72)は現在、日本近海を航海中だ。


このように空母3隻と強襲揚陸艦2隻が同じ時期にインド太平洋地域に現れたのは異例だ。

米国の金融分析家ケビン・ベーカー氏はツイッターで「ベトナム戦争以降、この地域での最大の空母集結」とし「日本の海上自衛隊も米海軍と共にいるはず」とコメントした。


2017年11月の北朝鮮の核・ミサイル危機当時、米空母3隻が韓半島近隣で訓練した。

このため北朝鮮に対する警告性のメッセージだという解釈が出ている。

北朝鮮は年初から4回のミサイル挑発をし、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は核実験・大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射中止の見直しを示唆した。


米海軍勢力が2017年当時と異なるのは最新ステルス戦闘機F35を搭載している点だ。

「カール・ビンソン」「エイブラハム・リンカーン」はF35C(空母搭載型)を、「アメリカ」「エセックス」はF35B(垂直離着陸型)をそれぞれ搭載している。

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