北の極超音速ミサイル「近く実戦配備」 実験、金正恩氏が視察

 北の極超音速ミサイル「近く実戦配備」 実験、金正恩氏が視察

1/12(水) 9:43配信

産経


【ソウル=時吉達也】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は12日、国防科学院が11日に極超音速ミサイルの発射実験を行い、金正恩(キム・ジョンウン)党総書記が視察したと報じた。

ミサイルから分離した弾頭部が「1000キロ先の水域に設定された目標に命中」し、5日に続いて同ミサイルの発射に「連続で成功」したとしている。


正恩氏がミサイル発射実験を現地視察したのは、2020年3月以来約1年10カ月ぶり。

同紙は今回の実験が極超音速ミサイルの発射技術を「最終的に実証」するために実施されたとしており、開発が最終段階にあると強調した。

韓国の聯合ニュースは「近く実戦配備されるとみられる」と報じた。


正恩氏は「戦略的な軍事力を質、量ともに持続的に強化し、軍隊の現代性を高めるための闘争をさらに加速しなければならない」と述べ、核ミサイル開発を推し進める方針を改めて示した。


労働新聞によると、弾頭は発射から600キロの地点で再び浮上、旋回するなど進行方向を変え、目標に命中した。同紙は移動式発射台から上昇する様子や、双眼鏡を持って視察する正恩氏の写真を掲載した。弾頭部は5日に発射したミサイルと同じものとみられる。


極超音速ミサイルは音速の5倍(マッハ5)を超える速度で変則的な軌道を描き、探知や迎撃が困難とされる。昨年9月、今月5日に続く今回の発射について、韓国軍は最高速度がマッハ10前後に達したと分析している。

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