ロシアが拒否権行使、安保理の非難決議案は否決…中国・インドなど3か国棄権
2022/02/26 読売
国連安全保障理事会は25日、ウクライナ情勢を巡る会合を開き、ウクライナに軍事侵攻したロシアを非難し、武力行使の即時停止と撤退などを求める安保理決議案を採決した。米欧など11か国が賛成したが、常任理事国のロシアが拒否権を行使し、否決された。
中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)の3か国が棄権した。決議案は米国とアルバニアが作成し、日本も共同提案国に加わった。
50カ国、ロシアが安保理決議案に「拒否権を乱用」と共同声明
2022/02/26
CNN
ロシアが25日、同国によるウクライナ侵攻を非難する国連安全保障理事会決議に拒否権を行使した。これに対し、50カ国がロシアの拒否権行使は権限の乱用にあたるとする共同声明を出した。
声明は米国のトーマスグリーンフィールド国連大使が安保理会合後に読み上げた。その周囲には署名した国々の多くの代表が並んだ。
トーマスグリーンフィールド氏は「ここに立つ我々は今日、安保理には紛争防止と戦争災禍の回避という厳粛な責務と崇高な目的があると信じている」「ロシアは今日、我々の強力な決議案に拒否権を行使して権限を乱用した」と述べた。
ロシアによるウクライナ侵攻の非難決議案には11カ国が賛成したが、中国とインド、アラブ首長国連邦(UAE)は棄権した。
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