ウクライナ大統領、逃亡拒否 露の「1番目の標的」
2022/2/26 産経
「敵は私を1番目、家族を2番目の標的にしている」。ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は演説で、身の危険を感じていることを明らかにした。25日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米政府は殺害の事態を避けるため首都キエフから逃がす準備を整えたが、これを拒否したという。
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は1月にウクライナを訪れた際、ゼレンスキー氏から自分や家族が危険にさらされているか尋ねられた。具体的な情報は共有しなかったが、安全確保策を真剣に考える必要があると伝えたとされる。
ロシア軍の侵攻開始以前には、ロシアの暗殺者らがキエフにいる可能性を示唆する情報があったという。米政府関係者が最近も、プーチン大統領はゼレンスキー政権を打倒しようとしていると再び警告した。
しかしゼレンスキー氏は政府を統制し、抵抗を続ける意思を崩していないという。(共同)
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