プーチン大統領は停戦に動くか最後の攻勢か? ロシア国民の不満は爆発寸前…ヤマ場の1週間
3/15(火)
日刊ゲンダイ
14日、ロシアとウクライナの4回目の停戦交渉がオンラインで行われた。ここへ来て、停戦に近づいているとの臆測も浮上。早速、マーケットは好感し、“リスクオン”の方向に動いている。近く、停戦は実現するのか。
2月24日のウクライナ侵攻後、安全資産とされる米国債が買われ、10年モノの金利は1.7%台まで下落していたが、2%台を回復。130ドルを突破していたWTI原油先物価格も100ドル強と落ち着いている。
「近く何らかの形で停戦へ向かうとの臆測が広がり、マーケットはリスクオフからオンに転じています。戦争が長期化し、両国とも疲弊し、そう長くは続けられないとみているからです」(兜町関係者)
ロシアにもウクライナにも、一刻も早く停戦したい事情もある。
「ニューズウィーク日本版」によると、キエフのクリチコ市長は、食料などの備蓄があと2週間ほどしか持たないと明かしたという。
経済制裁で迫る“ハイパーインフレ”
砲撃から逃れるため、子どもを抱えて守りながら市民の避難を誘導するウクライナ兵ら(C)ロイター
ロシア経済も瀕死の状態だ。国際銀行間通信協会(SWIFT)は12日、ロシアの銀行7行を決済ネットワークから排除した。ロシアの外貨獲得には大きな打撃だ。
SWIFTから排除され、ロシアがデフォルト(債務不履行)に陥るリスクも高まっている。16日期日のドル建て国債1億1700万ドル(約138億円)を皮切りに次々と支払期限がやってくる。外貨払いは難しく、デフォルトは時間の問題とみられている。
ビザなどのカード会社が次々と撤退し、ロシア国内でクレジットカードも使えなくなっている。ルーブル紙幣の増刷と輸入品などのモノ不足が同時進行し、“ハイパーインフレ”が迫りつつあるのだ。
「地方はしばらくの間、自給自足で何とかなるでしょう。しかし、モスクワやサンクトペテルブルクといった都市部はそうはいかない。クレジットカードの生活にも慣れ、輸入品への依存度も高い。日々の暮らしが目に見えて苦しくなれば、都会のロシア人はプーチン大統領への批判を強めるはずです」(経済担当記者)
ロシアはいつまで軍事攻撃を続けるつもりなのか。軍事ジャーナリストの前田哲男氏が言う。
「ロシアは短期決戦をもくろんでいましたが、長期化し、行き詰まってしまっている。経済制裁の効果も出始め、国民からの不満が大きくなる可能性もある。いつまでも武力攻撃を続けられるわけではありません。ロシアが、向こう1週間のうちに、打開できる方向で動くことも十分考えられます」
はたしてプーチン大統領は停戦に動くのか。停戦に向かうとしても、“停戦交渉”を有利に進めるため、ロシア軍が最後に攻勢を強める恐れがある。今週がヤマ場になるのか。
日本のコメント
両国とも疲弊し、そう長くは続けられないとみている
そもそもウクライナに続ける理由はなく、かといってロシアの言い分を聞き入れれば、ベラルーシのようなロシアの傀儡政権になってしまう。
停戦もロシアの撤退ありきでないと話はまとまらないだろう。
武力でウクライナが対抗できるはずもなく、経済制裁によるロシア国内の疲弊とロシア国内の世論で撤退しかない。一番効果的なのは、中国へ圧力をかけて中国が一歩引くことではないかな。どちらにしろ、プーチン政権が瓦解しなければ一時停戦は一時の時間稼ぎにしかならない。それまでは、経済制裁を続行するべき。
電撃作戦でクリミアのように数日でウクライナが白旗を上げると高をくくっていたプーチンだが、実際のウクライナは崇高な国防意識が高く、兵士、国民すべてが強い。またNATOからの物資支援も大きく功を奏している。かたやロシアは、この戦争に対する兵士の意識も高いわけではなく、ロシアは戦争継続の戦費、リソースをどんどん消費している状況で、早晩、ロシアの戦争継続能力はなくなるのではないかと想像される。長引けば長引くほど、真実はロシア国民へもじわじわと浸透していき、なぜ海外ブランドの看板の店や商品がどんどん撤退していったのかも理解する日がやってくる。ルーブルの価値はもはやなく、物価は高騰し、物資も不足してくるだろう。このまま泥沼にはまれば、ロシア国内から打倒プーチンとなって、かつての東ヨーロッパの劇的な政変劇が起こるかもしれない。それこそが、まさに戦争終結となる。
停戦交渉のスキームが不思議。
ロシアとウクライナが直接交渉するのは確かに当然なのだけれど・・・。
西側がロシアに課している経済制裁を解除するしないは、当然この両者では決められない。
ここで話し合われるのは、ウクライナへの侵略をどう停止するかとその条件だ。
プーチン、ロシアは、なぜ米国はじめ欧州と交渉しないのだろう?
ロシアにとってもはや大事なのは、ウクライナをどうするかよりも、経済制裁をどう緩和できるかではないのか?
そうだとしたら、交渉すべきは米国・欧州・日本などの経済制裁実施国なのではないか?
経済制裁に対して、明確な解除条件は示されていない。
「停戦をすれば、中央銀行の資産凍結は解除する」とか「撤退すればオリガルヒの資産凍結を解除する」とか。
この交渉すらしていない。
このままではウクライナとの停戦が実現しても、経済制裁は続きますけど、それでいいんでしょうかね?
プーチンは妥協しない。たとえ、ロシアの国民が困窮しようとも、その原因は西側の謀略だと言い張って、国民を騙し続けようとするだろう。若者はネットなどで情報を集め、プーチンのうそに騙されないかもしれないが、中高年の人々はテレビや政府広報しか信じない人がかなりいるので、そういう人は騙し続けられるかもしれない。特にソ連崩壊時の困窮を経験している人たちは少々の困窮は西側が悪いと思って耐えるかもしれない。日本だって第二次世界大戦時、欲しがりません勝つまでは、ってまともに信じていたじゃないか。ロシアは一億4千万人が玉砕するまで戦うかもしれない。それを回避するには情報をどんどんロシアに流すこと。アノニマスがテレビジャックを繰り返し行うことも効果があるかもしれない。
このまま停戦となっても、やはり当分の間は経済制裁が続くし、もっと問題なのは、国民に無残なロシア軍の実状をさらし、さらに数多くのロシア兵の亡骸を帰国させ、国民にその説明をしなければならなくなること。また、時間が経てば当然、今回の戦争の真実が暴かれるであろうことも極めて不都合。
少なくとも一定の「戦果」を挙げ、少しでも国民に「強弁」できる部分を作らないと、プーチンの生き延びる可能性は限りなく0に近づくということから考えれば、戦闘はしばらく続くのではないか。そして、一番心配なのは、レゼンスキー大統領の命をピンポイントで狙うこと。自らの正当性を主張し、延命を図るためには、彼をテロリストに仕立て上げ、ウクライナでの核や生物化学兵器製造を捏造してでも自分を正当化したいはず。
経済制裁ではなかなかすぐに効果は出ないが、なんとかウクライナには持ちこたえてほしいと願うばかり。
・・・ロシア国民の不満は爆発寸前…
ロシアに対する民主主義陣営側の経済制裁が功を奏しているようです。
ロシアによるウクライナ侵攻に、国際社会が干渉すれば、核の脅威を伴う第三次世界大戦に発展する可能性も排除できません。しかも国際的にネット社会が浸透している現在、プーチン大統領のプロパガンダに踊らされる国民は減少しているものと思われます。
国際社会は一致団結してウクライナを支援し、ロシアによるウクライナ制圧を阻止する必要があると考えます。ロシアに追随する国家の出現を防止する意味でも。それは、尖閣諸島に侵入を繰り返す中国海警を見れば明らかではないでしょうか。
いずれにしても、国連の信頼を失墜させ、安保理を機能不全に陥らせた、つまり国際秩序を崩壊させたプーチン大統領は罪を問われるべきだと思います。
ウクライナ国民に平穏な生活を呼び戻すためにも…
早く決着する事を願って止みませんが!
とてもプーチンが妥協するとは思えません、現状で妥協すれば侵攻が失敗と認める事になります。
兵力の20%程度の18万人をウクライナに投入、爆弾は在庫品の安価なものを使用しています。
精鋭部隊と最新兵器は温存しています。
また、財政状態は債務がGDP15%とかなり健全です、因みに日本は確か230%程度です。
報道規制により、ウクライナからの攻撃、大量破壊兵器を保持している(第二次湾岸戦争と同じ論理)を信用しているロシア国民が少なからず存在し、ある程度の経済困窮には耐えられると思います。
また、ドイツ等はロシア原油を、アメリカもアルミ等の経済に影響があるものは禁輸に出来ませんでした。
経済制裁も国益を考えてそれぞれの国の事情で異なり完全に孤立させることが困難な程、世界経済グローバルなサプライチェーンが構築されています。
欧米としてはこの際無制限にウクライナを支援して、戦争を長期化させ、間接的にプーチン・ロシアの破滅を狙っているかもしれない。今回で確認されたことは、今や一国の装備数や軍隊の規模だけでは戦争には勝てないということ。どこに、どのくらい、何が配備されているかが相手に簡単にわかってしまう情報化時代では、ウクライナがとっている情報戦のように、全世界に情報を発信し、全世界から支援を取り付けるやり方のほうが強いだろう。ロシアは全世界を相手にしなければならないのだから勝てる訳がない。ウクライナの情報戦能力は今に始まったことではなく、8年前のクリミア侵攻からの反省で準備してきたものと言われているので半端ではなさそうだ。ロシアのお得意のサイバー攻撃もウクライナの準備、全世界の協力により、通用しなくなっている。
ここにきて、ロシアとウクライナの当局者が発表している見解の内容が一致してきていますので、何らかの合意があるのかもしれません。ただし、ロシアが全面撤退するのか、東部2州をどうするのか?クリミアをどうするのか?賠償の扱い等、難しい問題ばかりと思います。一度にすべての問題が解決することはないでしょう。単なる停戦程度は、まやかしの可能性もあり、西側が経済制裁を解除することはないでしょう。ロシア軍に損害回復を図らせないためにも、現状の経済制裁は、少なくともプーチン政権が続く間は解除するべきではありません。
ウクライナという国を全部ロシアによこせ、それ以外は選択肢に無い。
これが交渉と言う名のもとでロシアの目指しているゴールなのでは。
その途中段階にある甘い話はすべて信用できない。
ウクライナの人たちが徹底抗戦する理由がそこにあるのだろう。
橋下さんの言うように停戦して交渉しても、
ロシアからしてみれば全領土支配がゴールなんだから、通用しない。
でも、ロシアはこれで数十年逆戻りは必須だと思う。
戦争に勝っても戦術では敗北。
それを認めたくないだろうから、何をするかわからないのが怖い。
核爆発とか普通にありえる気がしている。
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