ロシアが国債利払いをドル建てで実施か デフォルトはひとまず回避
3/18(金)
TBS系
ロシア政府は17日、期日を迎えたドル建て国債の利払いを実施したと発表しました。欧米メディアも「複数の債権者がドルでの利息の受け取りを確認した」と報じていてロシアはひとまずはデフォルトを回避した格好です。
ロシアは今月16日にドル建ての国債の1億1700万ドル、日本円でおよそ140億円の利払い期限を迎えていましたがロシア財務省は17日、ドル建て国債の利払いを実行したと発表しました。
ロシア政府は「欧米の経済制裁による外貨の凍結が解除されない限りルーブルで支払う」と表明していましたがロイター通信は複数の市場関係者の話として、債権者がドルで利払いを受けたと報じました。
ロシア財務省は声明で「公的債務の返済に問題はない」と強調しています。
ロシアはひとまずはデフォルトを回避した格好ですが今月21日をはじめとして国債の利払いや元本償還の期限が相次いで迫っていて、ロシアがデフォルトに陥る可能性は依然大きいままです。
プーチン大統領は「非友好国」向けの債務を自国通貨のルーブルで返すことを一時的に認める大統領令に署名していますが欧米各国はこれに応じない見込みで今後の債務返済の行方が注目されます。
日本のコメント
記事は重要だ。米国から観ると、デフォルト問題はロシアが露中経済パートナーシップを露中経済・軍事パートナーシップに転化しようとする強い底流を示す「ウキ」のような象徴だ。経済パートナーシップの動きは、ロシア中央銀行と中国人民銀行(中銀)が、世界の銀行決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」の代替として、それぞれの銀行決済網の統合を検討中の状況がロシアから開示された為、米国で有名ですが、そもそもロシアが、中国から露中経済・軍事パートナーシップの内諾を得ないで、露はこれだけ軍事行動に時間と費用をかけ続けていることはあり得ません。米国からの金融、経済制裁の激化する中、従来の継続に継ぐ継続をロシアが行っているのは、米国から観て、前もっての露中経済・軍事パートナーシップの下地なしにはあり得ません。軍事的露中同盟があればこそ、今回、デフォルト論議でロシアはメディアを煙に巻けたのだと米国からは見えます。
この米ドルの出どころはおそらく中国でしょう。
ロシアは西側諸国による「対露経済制裁」によって、国内産の原材料・資源の輸出先に困っています。
そんなときに、これを喜んで輸入する国は中国をおいて他にありません。
その中国は、長く続いた対米輸出超過によって、膨大な米ドルの外貨準備を保有しています。
その結果、今や人民元と米ドルの為替相場は「人民元高米ドル安」になっています。
これはかつての「円高米ドル安」と同型の構造です。
中国としては、ロシア産の原材料・資源の輸入代金を支払うには、安くなった米ドルを使う方が有利ですから、これを使ってその代金を支払います。
そうすると、ロシアには中国経由で米ドルが入ってきますから、国債の利払いを米ドル建てで実施することも可能になります。
中国は決してロシアに対する「軍事支援」などはしません。
しかし今後もにこやかに「経済支援」を続けることでしょう。
デフォルトひとまず回避とはいえ、今後も利払いが続きますし、元本返済する必要も出てきます。
ロシアが金利や元本を返済できる余力は乏しく、いずれデフォルトする可能性が高いです。
デフォルトして直ちにロシア経済が行き詰るわけではありませんが、デフォルト認定されれば一段とロシア経済が苦境に陥り、戦費調達にも支障が出る可能性が高いと考えられます。
ロシアの外貨準備高70兆円ほどある。
資産凍結を何兆円かされたが支払い能力はまだある。
ロシアとしては向こうの言い分でデフォルトでもしてくれた方が良かったんじゃないかな。
支払えるのに相手が遂行しなかっただけと言い訳が立つ。
今さらデフォルトしようがしまいが、ロシアに投資する国はいなくなったのだからデフォルトしないことにさほど価値がない。
仮にデフォルトしたら新たな借入が出来なくなるが、そもそも貸してくれるところなどない。
人民元をドルにしたのか? それともインドか?
その金の流れをたどれば、どこからか?わかるのでは?
第1回目のデフォルトを回避したとしても、次は? また、中国、インドからか?
欧米は中国、インドの監視を強化し、制裁を強化しなければならない?
金が支援されれば、この戦争がもっと長期化される?
何としても、少しでも長期化は避けなければならないだろう。
中国、インドに対し資金援助の証拠を突き付け、世界世論の批判を彼らに向けさせなければならない。
これは見ものです。
ロシアは中国がまだ軍事大国化する前までは武器を売ったり
軍隊の訓練をしたりして貸を作って来たのでその恩を経済協力で返せ
と中国に言ってヒモになるか。
或いは国力の低下したロシアに対して借金漬けにして
ロシアの天然資源をむしり取るのか。
いずれにしても中国の最終的な目標は日本を除く北東アジアまでの
征服なので当然現在のロシアの南部分までは中国のものだと
考えてる。
どうなるかこれは見ものです。
結局、凍結資産を使って国債の償還費を払い出すことをSWIFT側が認めたってこと。まあ、もとからそうなってたようだけど。そうであればロシア政府がデフォルトになる可能性はほとんどない。
根拠のないデフォルトするする詐欺報道はロシアの流してるフェイクニュースと同罪。正確な報道を心がけて欲しい。
初めからわかっている事なのにマスコミが煽っているだけでしょ?
侵略を始める前に、金や仮想通貨を大量に購入しているだけでなく原油もあるわけで、それらを中国に売って支払いをドルでして貰えば済む話。
問題は外貨を大量に持っている中国がいる限り、破綻させれないと言う事。
国民の生活も自国でまかなえるが、数十年前の生活に逆戻りしたロシア国民が反発してプーチンを辞任に追いやるしかない。
ロシアの対ドル為替レートが侵攻に近い水準まで急騰している。和平交渉が進んでいるのが原因かと思われるが、おそらくこの急騰によりドル払いを行うことにしたのかと思う。
今回はデフォルトを回避したみたいですがその意図は何なのでしょう?いずれ破綻するのは見えてますよね。デフォルトなんか気にしない!ならば今回貴重なドルを使う意味もない。デフォルトしちゃヤバいと思ったのだろうか?やってる事がちぐはぐというか支離滅裂。もう少し粘ればウクライナは降伏して我々の大勝利と考えているのだろうか?長引けば益々不利でヤバい事は解っていると思うのだが。本当にプーチンは無茶苦茶で予測出来ないですね。
元々今回の分ぐらいなら国内にあるドルで賄えると言われていた。使ってしまうかどうかだ。プーチンは戦争のためにも使いたくなかっただろうけど、プーチンに圧力を掛けられる人がロシア国内にいるということ。
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