「日本に心から謝罪」ヒトラーの隣の日王を消したウクライナ
2022.04.25
韓国ネイバー
ロシアの侵攻を批判する映像、日本で議論
昭和日王をヒトラーと共にファシストと表現
「天皇侮辱に断固抗議」…日本の政界加勢
ウクライナ政府が公式ツイッターに掲載した映像の中のある場面に、日本帝国の昭和日王(右)、ナチスドイツの総統ヒトラー(中央)、イタリア王国の首相ムッソリーニ(左)が並んで見える。
ロシアの侵攻を受けているウクライナ政府が公式ツイッターアカウントに抗戦の意志を知らせる宣伝映像を掲載し、日本人に謝罪した。日本帝国の昭和日王(天皇)をナチスドイツの総統ヒトラー、イタリア王国の首相ムッソリーニと並べた映像に含まれたことに、日本のネチズンらの抗議が相次いだためだ。
24日(現地時間)、ウクライナ政府はツイッターを通じて、「以前のバージョンの映像でミスをしたことについて心から謝罪する」とし「我々は友好的な日本人を不快にさせる意図がなかった」と明らかにした。そして、問題の場面を修正した新しい映像を再び掲載したことを知らせた。
ウクライナ政府がツイッターにアップロードした約1分20秒の映像は、ウクライナ侵攻を正当化するロシアの理念を「ロシズム」と命名し、これを批判する内容だ。
ウクライナ政府が修正後に再び掲載した映像には、日本帝国の昭和日王が抜けたまま、ナチスドイツの総統ヒトラー(右)とイタリア王国の首相ムッソリーニ(左)だけが残っている。
問題になった場面は「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」というフレーズが出る1分11秒地点だった。原本の映像ではヒトラーを中心に左側にムッソリーニ、右側に昭和日王の顔が配置されている。第2次大戦を起こしたナチスドイツ、イタリア王国、日本帝国の枢軸国3カ国を一つにまとめたものだ。
昭和日王をヒトラー、ムッソリーニと同一線上に置いた映像に日本人の批判が殺到した。日本のネチズンらは、ソーシャルメディアに「天皇を侮辱する行為に断固抗議する」、「(今回の戦争で)ウクライナを支援し、助けてくれた日本との関係を破壊するのは理解できない」、「ウクライナの過去を知ると驚きもしない」などの反応を示した。
ロシアに対する抗戦の意志を盛り込んだ映像で、昭和日王をファシストと表現した部分に対し、日本のネチズンらが抗議すると、ウクライナ政府は謝罪のツイートを掲載した。
問題の場面は、日本の歴史と政治体制に対する無理解から始まったという指摘も出ている。ヒトラーやムッソリーニは国民が選出した独裁者だが、当時立憲君主制だった日本帝国の日王は、他の2人のような戦犯ではないというのが彼らの主張だ。
政界でもウクライナの謝罪を求める声が出ている。自民党の佐藤正久外交部会長はツイッターに「日本の外務省の欧州局と他の当局に問題の映像に対して直ちに措置を取るよう要請した」と書いた。
ロシアに対する抗戦の意志を盛り込んだ映像の最後の部分には、ロシアのプーチン大統領の顔が登場する。ウクライナ政府のツイッターのキャプチャ
一方、該当映像で問題になった部分の次の場面では、今回の戦争を命令したロシアのプーチン大統領の顔が出てくる。その下には「我々はロシズムと戦う。今、ここで」というメッセージが書かれた。
コミミの意見
この、ウクライナの謝罪に対して、韓国コメントがウクライナに対して「なぜ、謝罪する!
日本が悪い!」のコメントのオンパレードでした。
コミミとしても、ウクライナの公式ツイッターが最初、昭和天皇をヒトラーと共にファシストと表現されたことに、とっても嫌な思いですが、
西側諸国としては、第二次世界大戦で敗戦した日本をそのような見方をしているんだなーって思いました。
これは、日本の外交が西側諸国に対して、ちゃんと昭和天皇のことを正確に広めていないことが原因だと思います。
しかし、ウクライナ政府が、自分たちの認識不足を即座に認め、謝罪したことは認めたいと思います。
所詮、ウクライナから見れば日本の歴史ってそのくらいの認識しかないのでしょう。
もちろん、私達日本人も、ウクライナに対しての歴史認識は、今回の戦争が始まる前には、殆ど知らなかったわけで、日本人のウクライナに対しての認識がこのような間違いもあるのかもしれません。
とはいっても、天皇をこのようにファシストと表現されたことに、とっても嫌な思いは拭い去れませんね。
しかし、韓国のコメントが、日本が悪いとのオンパレードであったのは、やはり、韓国と日本は理解し合えないのだなって思いました。
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