<独自>プーチン氏の国葬出席、政府認めず 事実上の入国禁止対象
7/22(金)
配信 産経
政府は銃撃され死亡した安倍晋三元首相の「国葬」(国葬儀)について、ロシアのプーチン大統領の出席を認めない方向で検討に入った。プーチン氏は北方領土交渉を通じ安倍氏と密接な関係を築いたが、現在はウクライナ侵攻に伴う制裁として事実上の入国禁止の対象となっており、仮に参列を希望しても拒否する見通しだ。複数の政府関係者が22日、明らかにした。
政府は9月27日に安倍氏の国葬を行うとの情報を各国に通知し、参列の意向を聞く。外交関係のあるロシアにも通知は出すが、外務省幹部は「来ることは想定していない」と語る。
プーチン氏は首相時代の安倍氏と27回の会談を重ね、北方領土交渉を行った。ただ、政府はウクライナ侵攻に伴う制裁として、プーチン氏を含むロシア人700人以上に査証(ビザ)発給停止を科している。安倍氏への弔意が名目であっても、入国を認めればウクライナ侵攻を容認したとの誤ったメッセージを国際社会に発信しかねない。
政府高官は「そもそもプーチン氏が参列を希望する可能性は低い。もし『来たい』と言っても戦争で人をあやめている人物を入れることはできない」と語る。
国民のコメント
7月9日の時点で、ロシアのペスコフ大統領報道官はプーチン大統領は安倍元首相の葬儀に出席しないと表明していた。また先の3月、欧州諸国など40近くの国家が、ロシアによるウクライナ侵攻について、戦争犯罪の疑いを捜査するようオランダのハーグにある国際刑事裁判所(ICC)に求め、数日後には、日本もこの動きに加わっている。
こうした状況に鑑みても、プーチンが出席する可能性はそもそもほとんどなく、万一、出席したとしても各国首脳との間で戦争終結に向けた建設的な対話がもたれる可能性も低かっただろう。
偶然の結果、国連常任理事国の元首、安倍元総理ともっとも関係が近かったリーダーの一人を、我が国が「入国禁止」措置としていたことが明らかになりました。ただいくらプーチン大統領と言えども、歴史的に最も長く、強固な軍事同盟の一つ「日米同盟」を結ぶ日本に来日するリスクを取るとは思えません。日本の一部報道でプーチン来日の可能性が報じられましたが、メディア、国民の間でこの視点が抜け落ちている、また認識が薄いように思われます。2月24日に露のウクライナ侵略が始まり、日本は米や西欧各国と足並みを揃えてきました。それは、ロシアから見れば完全な敵対行為で、早くも3月上旬には日本を「非友好国」に指定しています。大げさに言えば事実上の準「交戦国」と見なしていると考えたほうがいいでしょう。エネルギー問題で揺さぶりをかけられ、宥和策を唱える意見も見受けられますが、その事実を再認識したほうがいいのではないでしょうか。
建前として理解はするけど、国葬儀を弔問外交の一環とするのであれば、参列を希望するのであれば認めるべきではないかと思います。
可能性として低いかもしれないけど、そろそろトップ同士が話し合う機会も模索してもいいのではないかと思います。
それに、人を殺めている云々を言い始めると、他国も該当してしまうと思います。
これは無礼だろ、確かに戦争は良くない。
プーチン氏の最近の言動もどうかと思う。しかし、どんな状況でも外交的な解決を模索するのが政治家および国の仕事であり、自ら仕事を放棄してはならない。相手からも弔辞をもらってる以上、その礼を表した上で、逆に話し合いの場を持つべきだろう。安倍さんのしてきたことを生かすべきであり無駄にしてはならないと思うのだが。
「認めない」とか、そんな上からの態度に出ていいのでしょうか。
他の方も書かれているけれど、弔問外交という可能性も、わずかながらある筈。
資源の輸入にしても、結局は日本の方が弱い立場だと思います。ロシアから輸入出来なくなって困るのは日本、もっと言えば庶民が困るのです。政権はその辺りのことをもっとよく考えるべきではないでしょうか。
弔問外交ならプーチン大統領も面目がたつ。日本政府は堅物だね。折角の外交交渉にチャンスを逃すなんて・・・。ウクライナ戦争の解決の糸口が見つかる可能性も有るのにね。断交しているわけでも無いのに弔問に来たいと言っている国家元首を入国させないのは良いとは思いませんね。これが行われるならロシアを怒らせるだけ。ロシアが全て悪いと言うだけでは戦争は終わらない。相手の面目も考えながら、解決の糸口を見つけなければ、一方的な敗戦でなければ交渉出来なくなるのでは?。日本が仲裁のチャンスですし、ロシアに恩を売るのは損では無い。
プーチン氏の入国がウクライナ侵攻を容認している
誤ったメッセージになると考えるのもわからなくはないが、
弔意を示したプーチン氏に対して礼節を欠くのではないかとも思う。
実際に目立った功績としては実らなかったが、
安倍氏が日露問題解決に向けて会談を重ねたのも事実。
国際社会及びロシアに対して、
日本政府及び国民は断固としてロシアのウクライナ侵攻を容認せず、
非難していることを明確に発信したうえで、ただし安倍氏に対する弔意には
感謝する旨を礼節欠く事なく伝え、ロシア側プーチン氏がどう判断するかという形の方が良いと思うが...
これは間違いかと。
プーチン氏が希望しているので有れば参加を認めた上で、直接ウクライナ侵攻に抗議すべきだと思います。
実現が難しいとは思いますがウクライナ侵攻に反対している国々との複数会談を模索してプーチン氏を思いとどませる姿勢を示す事をしてほしかったです。
それならば、欧米諸国が反対をする事は無いと考えますが。
個人的にはロシアや中国とも外交を進めてきた故安倍さんの努力を全く無駄にする事になると思います。
外交のリスクマネジメントは難しいと思いますが、時には失敗する事を覚悟して外交をする事も必要だと考えます。
これは極めて残念だ。
プーチン大統領が訪日するかもしれない、という話が出た時、SNSでは侵攻に関わる交渉に期待する声もあった。バイデン米大統領や、トランプ氏の訪日の可能性すらあり、G7やG20では不可能な交渉の場となったはずだ。
だが、世界は西側と東側で分断されつつあり、特にプーチン氏に対しては孤立させる作戦を取っている。プーチン氏の訪日は欧米からの顰蹙を買う可能性があるのは事実だ。最悪、欧米の訪日が拒絶される可能性すらある。ただ、素人の考えとしては、国葬を決めた以上は弔問外交に本気で取り組んで欲しい。岸田氏の外交の手腕を発揮する場でもあるのではないか。
恐らく現状ではまだ官僚による事務的な話にとどまっているだろう。今後、政権の意向で風向きを変えられる可能性はある。政権が国葬の実施を決めたところまではいいが、基本的には波風を立てないという「逃げ」の姿勢が強く出てしまわないよう願いたい。
これは残念な判断だと思います。
現状、核戦争を覚悟でもしない限り、ロシアを明確に敗北に追いやる道筋が見えていません。もちろん今後内紛、あるいはプーチン氏が噂の通り病魔により倒れる等の不確定要因があるでしょうが、それを過大に期待して、ロシアがウクライナ紛争を停止すると確信するのは難しいと思います。
そうであるならば、どういう形であれ、交渉する可能性、話し合う為の最後のチャンネル構築という観点から、とりわけ能動的な戦争行為を放棄した国家として、プライドを持ってプーチン氏の出席を認め、それを外交的にきちんと活用する、そういう強かさというものを持つべきではないでしょうか。
もちろん、道義的にプーチン氏を支持するものではありません。客観的に見てもロシアの非道については何度でも指摘するべきです。しかし、そのことと、プーチン氏を事実上相手にしないというスタンスとは全く別であるべきです。
これはおかしい。
現在もロシアに対し日本は経済制裁をしているが、制裁を受けてるロシアよりも明らかに日本の方が影響が大きい。
原油価格がこれだけ高騰していても、政府は何らの対応も出来ず、ただ静観を貫くだけで庶民の生活が逼迫しているのを無視している。そもそも資源を輸入に依存しきった国なのだから、外交は慎重な姿勢が求められるはずだが、日本は他国の真似をしたような軽さだけが目立つ。
プーチン氏の出席を認めないなど、これが今後日本にどう影響が出るのか政府は本当に考えているのか。
意見は多々ありますが、弔意ありとのことであれば、チャンスと捉えるべきじゃないですか。77年間も解決しない、(故人)も努力されましたが成しえなかった北方領土問題。不謹慎ですがこういうタイミングですが生かさない手立てはないと思います。プーチン氏は確かにウクライナの件で反ロシア的な政治家や民間人を入国禁止にしましたし戦争も継続していますし、北海道もできれば侵略したいし、北方四島は親ロシア国を誘致したい。けど日本は無力だ。そこにすこしでもキッカケを作るには一義的に拒否してしまうことは問題解決を更にさらに先延ばししそうな気がしてならないですがいかがでしょうか。
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