AI動画プロンプトで「A=少女」と書ける?変数的な使い回しの真相!

 


AI動画プロンプトで「A=少女」と書ける?変数的な使い回しの真相!

こんにちは、映像好き・AI好きの皆さん!

今回は、AI動画生成のプロンプトを作るときにふと湧いてくる疑問、

「A=少女」みたいに最初に定義して、あとは『A』って書くだけで通じるの?

という問題について、実際のAIの挙動とおすすめの書き方を、わかりやすく解説していきます!


「A=少女」は通じる?結論から言うと…

残念ながら、多くのAI動画生成ツールでは 通じません!
たとえば「A = 少女」とプロンプトの最初に書いておいて、
そのあとで「Aが歩いている」とだけ書いても、AIはそれを「少女」とは認識しないのです。


なぜ通じないの?AIは記憶力がない?

はい、AIは基本的に「各シーンのプロンプトを1回読み取って、その情報だけで映像を作る」仕組みです。
つまり、前の行の情報を覚えていない!

例:


A = a young girl with brown hair in a white dress Scene 1: A is sitting on a bench Scene 2: A is running through a park

→ 実際には「Aって何?」とAIは混乱するだけで、期待通りにはなりません。
そのため、毎回きちんとフルで書いてあげる必要があります。


じゃあ、どうやって繰り返しを表現するの?

AIに連続した映像を作ってほしいなら、以下のように書くのがおすすめ!

✅ 正しい例:

Scene 1: a young girl with brown hair in a white dress is sitting on a bench
Scene 2: the same girl is running through a park Scene 3: the same girl is looking up at the sky

ポイントは、「the same girl」などと書いて連続性を示すこと
これにより、AIは「同じキャラなんだな」と少しだけ理解してくれる可能性が上がります。


整理のための裏技:「A=少女」はメモとして使う!

プロンプトが長くなりがちなとき、人間向けのメモとして「A=少女」式の定義を使うのはアリです!

例:


# A = a young girl with brown hair in a white dress Scene 1: A is walking in the forest Scene 2: A finds a glowing stone Scene 3: A runs back to the village

このままではAIには通じませんが、自分で書き換えてからコピペすれば超便利!

最終的にはこう変換します:


Scene 1: a young girl with brown hair in a white dress is walking in the forest Scene 2: a young girl with brown hair in a white dress finds a glowing stone Scene 3: a young girl with brown hair in a white dress runs back to the village

上級者向け:スクリプトや自動置換で効率アップ!

もしスクリプトが書けるなら、「A」という記号を自動で少女の設定に置き換えるツールを作ってしまうのも手。
ComfyUIやPythonなどを使えば、テンプレート的にプロンプトを管理することもできますよ!


まとめ:変数っぽい書き方はAIには通じないけど…

方法AIに通じる?備考
A=少女 と最初に書いて A とだけ使う❌ 通じない毎回詳細を明示する必要あり
毎回「少女」と書く✅ 通じる少し大変だけど確実
「the same girl」などで繋げる✅ 通じる可能性ありシーンの連続性があるとき有効
A=少女 を人間用のメモに使う✅ 整理しやすい最後は手動で展開しよう

つまり A=少女 のような変数扱いはAIは理解できない(AIは毎回の実行はその場でしか理解しないので 変数扱いのような記憶をためておくことができない)ので、いちいち 文字を全て書かなければいけません。

これでは 主人公を「髪の長い日本人の少女」設定すると、いちいち「髪の長い日本人の少女」とプロンプトに書かなければいけなくなります。面倒ですよね!

そこで、考えついたのが
A=「髪の長い日本人の少女」と人間側で記憶しておいて

Aが公園のベンチに座っている
Aは笑顔で笑っている

と書いていきます
それから、文字変換を使って一括でAを「髪の長い日本人の少女」にすれば

髪の長い日本人の少女が公園のベンチに座っている
髪の長い日本人の少女は笑顔で笑っている

となり、このプロンプトはAIが理解できますので使えることになります。
主人公の行動などはAI動画プロンプトの場合何回も指示しなければいけないので
この方法が簡単かもしれませんね。

おわりに

プロンプト作成って意外と細かいですが、ちょっとした工夫で作業効率も映像の質もグッとアップします!
「変数っぽい記述」は、AIには通じなくても、自分の頭の中を整理するにはとっても便利。

今後のAIツールがもっと賢くなって、こういった変数も使えるようになると嬉しいですね♪

それでは、また次回のプロンプト研究でお会いしましょう!

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