2月の主な日本の行事まとめ|冬から春へ移り変わる季節のイベント
2月は一年の中でもっとも寒さが厳しい時期ですが、日本では昔ながらの伝統行事から大規模な冬祭りまで、見どころの多い月でもあります。暦の上では春が始まる節目でもあり、「冬の終わり」と「春の始まり」が同時に感じられる特別な季節です。
今回は、日本の2月に行われる代表的な行事やイベントをご紹介します。
節分 ― 春を迎えるための厄払い
2月の行事といえば、まず思い浮かぶのが節分です。例年2月3日前後に行われ、季節の変わり目に邪気を払う伝統行事として親しまれています。
「鬼は外、福は内」と声をかけながら豆をまく風習は有名で、家庭だけでなく神社やお寺でも大規模な豆まきが行われます。また、近年では恵方巻きをその年の恵方に向かって食べる習慣も定着しています。
建国記念の日 ― 日本の成り立ちを祝う祝日
2月11日は国民の祝日「建国記念の日」です。日本の建国をしのび、国を愛する心を養う日として定められています。
各地で奉祝行事や記念式典が行われることもあり、歴史に目を向けるきっかけとなる日でもあります。
バレンタインデー ― 日本独自のチョコレート文化
2月14日はバレンタインデー。海外とは少し異なり、日本では主に女性から男性へチョコレートを贈る習慣があります。
本命チョコのほか、義理チョコ、友チョコ、自分へのご褒美チョコなど、さまざまなスタイルが広がり、2月の一大イベントとして定着しています。百貨店や専門店の特設コーナーもこの時期の風物詩です。
日本各地の冬祭り
2月は雪と氷を活かした幻想的なお祭りが数多く開催されます。
札幌雪まつり(北海道)
国内外から観光客が訪れる日本最大級の雪の祭典。巨大な雪像や氷像が並び、夜にはライトアップも楽しめます。
弘前城雪灯籠まつり(青森県)
歴史ある弘前城を背景に、雪灯籠や雪像が並ぶ幻想的な冬の風景が広がります。
横手かまくらまつり(秋田県)
雪で作られた「かまくら」の中で子どもたちが甘酒や餅を振る舞う、あたたかみのある伝統行事です。
長野灯明まつり(長野県)
善光寺周辺がやさしい灯りに包まれるイベント。冬の澄んだ空気の中で見る光の演出は格別です。
長崎ランタンフェスティバル(長崎県)
中国の旧正月を祝うお祭りで、街中に飾られた色鮮やかなランタンが異国情緒あふれる景色を作り出します。
梅の花が咲き始める季節
寒さの中にも春の気配を感じさせてくれるのが梅の花です。2月になると各地の梅園や神社で梅が咲き始め、梅まつりが開催されます。
桜よりも一足早く咲く梅は、香りも楽しめる花として人気があり、早春のお出かけ先としてもおすすめです。
2月は「冬の思い出」と「春の予感」が交わる月
雪まつりのにぎわい、伝統行事の節分、そして少しずつ咲き始める梅の花。2月は厳しい寒さの中にも、確実に春へ向かっていることを感じられる季節です。
外に出るのが少し億劫になりがちな時期ですが、だからこそ、この時期ならではの行事や景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。冬と春のはざまにある日本の2月には、心を動かす風景と文化がたくさん詰まっています。
コメント
コメントを投稿